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MMT(現代貨幣理論)をちょっとかじり、マルクスの『資本論』を読もうと思った

MMT(現代貨幣理論)を調べていたらふと、マルクスの『資本論』読んでみようと思ったんです。しかし、翻訳が生硬ですんごい読みにくい……というかこんなにわからないことってある?……わからなさ加減にビックリしました


対応策として、入門書を手にとりました。とりあえず「超入門 資本論」は読みやすかったです。ざっくりとした内容を把握することによって、少しだけ「資本論」意味がとれるようになりましたw

木暮 太一(著) 出版社: 日本経済新聞出版社 発売日: 2017/7/4

資本論の本体!は紙ではなくて、Kindle(電子書籍)版にしようと思って高畠素之訳版にしたのですが、とっても読みにくいwww 

わかるはずのものなんだという確信がなければ、これは挫折します~。

資本論: 高畠素之訳 1巻

資本論: 高畠素之訳 1巻

 

資本論を読んでみようと思った、三橋貴明氏の講演「MMTポリティクス~現代貨幣理論と日本経済~」(日本の未来を考える会)

youtu.be

特に 6:10 からのゴールドスミスの話から

11:30 からの現在の銀行の貸出業務の話。

12;48 から「現金紙幣と銀行預金の交換」

16:30 から 20:54 まで「国債の発行の流れ」

とりあえずここまで御覧ください!

MMT(現代貨幣理論)ってなんだろう

最近ちまたで話題のMMT(現代貨幣理論)ってなんだろうと思ってググって(パソコンで検索して)おりました 。

自分なりに理解していうと、MMT(現代貨幣理論)は、

  • 日本銀行券(一般的にお金と認識されているもの)
  • 銀行預金(これはギリお金と認識している方もいらっしゃるかも)
  • 日銀当座預金(これは何だろか?という方が多いかと。わたしもです)
  • 国債(これは一般的には、国の借金と認識されているかと思います)
  • 政府小切手(これは何だろか?という方が多いかと。わたしもです)


などなどを全部統一的に「貨幣」として捉える考え方なのかな?と。


「貨幣」として捉えるがまた意味不明ですが、2者間の取引の一方の対価として流通しているぐらいの意味です。

(全然厳密でない……。わたしは学者ではないのでいいのです!というかそもそもよくわかっていないものを書いています……)


ただここで、こういうことを考えるんだったらマルクスの『資本論』は読んでないといけないんだよねということは知ってはいました。

情報生産者になる (ちくま新書) 著者 上野千鶴子先生によるマルクス理論の評価

理論が破綻のない精緻な概念装置からできあがったとき、それを理論体系といいます。そのよくできた例が、マルクス理論です。「商品」「価値」「市場」「資本」などの概念集合が互いを説明して、みごとな閉鎖系をなしているので、その理論から外に出ることはとうていかなわないような気さえします。よくできた理論は、例外さえ説明する装置を持っています。ですが、どんな理論にも死角というものがあって、その理論で説明できることと説明できないこととがあります。

出典:情報生産者になる (ちくま新書) 著者 上野千鶴子

 

理論が破綻のない精緻な概念装置からできあがった……

概念集合が互いを説明して、みごとな閉鎖系をなしている……

その理論から外に出ることはとうていかなわないような気さえします……

 

要するにマルクスの「資本論」には正しいことが書いてあるよ、と上野先生はおっしゃっています。

ただその後の記述で、マルクスがみなかった対象を「労働」概念を拡張して「家事労働」という概念として再定義したマルクス主義フェミニストは、マルクスに忠実なフェミニストではなく、マルクスに挑戦したフェミニストなんだとおっしゃっていますね。

閑話休題 ~電子書籍が紙の本に勝つ唯一の利点~


話をもとに戻しますと、貨幣について考えているんだった。


資本論には、貨幣についてどのようにかいてあるのかな?


この視点で読みすすめていくのです。

 

とりあえず「超入門 資本論」は読みやすかったです。

木暮 太一(著) 出版社: 日本経済新聞出版社 発売日: 2017/7/4

が、しかし「貨幣」についての説明はありませんでした。「貨幣」で本文検索をしてもヒットしなかったのです。

 

電子書籍が紙の本に勝つ唯一の利点は、本文検索機能だと思います!特に難しい本をあたりをつけて読むときにその威力を発揮する!

 

超入門 資本論では、「貨幣」と検索してもヒットしなかったのでもう1冊アンチョコを購入しましたw

マルクスる?世界一簡単なマルクス経済学の本

マルクスる?世界一簡単なマルクス経済学の本

 

木暮さんの本が好きな人みたい。「超入門 資本論」は、本当に読みやすかったので、こちらも購入しました。こちらがより細かい記載がありました。

「貨幣」と本文検索したら、113個の該当がありました。

それにざーっと目をとおしました。

再度、資本論: 高畠素之訳 1巻 にチャレンジした~


読める、読めるぞ!

まさしくムスカ状態になりました。

むかし(大学入試の際)まあまあマジメに古文漢文を勉強したのも役にたったような気もします。

資本論では「貨幣」で本文検索すると800個該当しました。

その他、「信用」や「銀行」などでも検索をしてみました。

 

しかし、もともとの疑問であった「資本論には貨幣についてどのようにかいてあるのかな?」はわかりませんでしたw

 

探しきれない。

 

銀行券を発行することは銀行が自分で払わないといけない「債務」を増やしていることなんだという記載を探しきれません。

 

マルクスる?世界一簡単なマルクス経済学の本

マルクスる?世界一簡単なマルクス経済学の本

 

こちらにはドンズバの記載があったので、より悩みは深くなったのです。


もう少し、頑張ってみます。

すごく尻切れトンボですが、今日はここまでです。「超入門 資本論」を読んでふと思ったのは、「ブログ飯」の著者の染谷さんは、たぶん「資本論」を読んでいるんだと思ったという感じです。

ブロガーさんに、「ブログ飯」の次に「資本論」を……とりあえず「超入門 資本論」をオススメしておきます。

ふたたびMMTとは

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