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わたしが選んだ平成の30冊

cruel.hatenablog.com

なんかかっこいいなと思いまして、頼まれてはいないのですが、わたしも平成の30冊を選びました。せっかく平成最後なので、多くのブロガーに書いていただきたい!という気持ちもあり、わたしが選ぶ平成の30冊という企画とさせていただきます。

わたしが選ぶ平成の30冊、ルールは2つ

わたしが選ぶ平成の30冊のルールは、2つです。

  1. 選者が読んだことがあるものとする
  2. 選者はクラスタ(その分野でガチに詳しい方の集まり)に怒られないように頑張る

そのほかは、ゆるくいきたいと考えます。ほかにもルールを決めたほうがよければご提案をお願いします。

わたしが選ぶ平成の30冊 推理小説からはこの1冊

これは2冊とカウントすべきなのでしょうか?東京創元社版が平成元年に刊行され、平成30年に光文社文庫版(決定版!)が刊行された、日本ミステリ界のみならず文学史に残る傑作です。

『このミステリーがすごい! 2019年版 』では、この30年間の『このミス』1位の中から1位を選ぶ「キング・オブ・キングス」ランキングが発表され、この「生ける屍の死」が1位でした。

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また、古くは2000年に刊行された評論家の福田和也氏の著書「作家の値うち」では、

  • 2000年当時ご存命の(作家から反論できるように)
  • 6冊以上の著書がある作家の(作家は多作であるべき)
  • 読者が比較的手に入りやすい(ブック・ガイドとして使えるように)
  • エンターテイメント部門の作品(作家の値うちの著者である福田氏が考える純文学との違いについては本書コラムをご確認ください)   

のうち、最高点92点が与えられたのがこの作品でした(90点以上は、世界文学の水準で読み得る作品、とされましたエンターテイメント部門の作品では、91点に「哲学者の密室」笠井潔。90点「グイン・サーガ」栗本薫。)。

ぜひお買い求めください!

わたしが選ぶ平成の30冊 マンガ評論、社会評論からはこの1冊

わたしが、わたしが選ぶ平成の30冊企画をやろうと考えたのは、一つにはこの作品を紹介したかったというのはあります。「オトコのカラダはキモチいい」です。

著者3人(およびゲスト)の鼎談をまとめたものです。この鼎談のなかでは、金田先生はもう徹頭徹尾マジメにふざけたおしておられるのですが(カネジュン先生はこんな方です)note.mu

この「オトコのカラダはキモチいい」のなかでは、評論も書いておられます。ここでも最重要人物の1人として栗本薫先生のお名前がでてくるんですよね。

また、次のようなところはとってもフェアーでよいと思いました。この本で「表象の横奪」という概念をはじめて知りました。オタク女性(腐女子)のほうがマジョリティー男性よりも自分が嗜好する表現に対して断然真摯だと思いました。

腐女子が描いたり読んだりするものは、ほとんどがファンタジーですが、その中で「ゲイ」「ホモセクシュアル」「男性同性愛」などの概念が援用されている以上、実在のゲイと完全に無関係とは言えませんよね。これは難しい言葉でいえば、「表象の横奪」の問題(※8) として、 90 年代から論じられてもいるのですが。
出典:「オトコのカラダはキモチいい」第3章 新宿二丁目で考える タチはどこへ消えた?本文より
※8  たとえば、石田仁、 07 年、「『ほっといてください』という表明をめぐって——やおい/BLの自律性と表象の横奪」(『ユリイカ  07 年 12 月臨時増刊号 BLスタディーズ』所収)などでこの問題が検討されており、この論文をめぐってネット上でさまざまな意見が出された。また、溝口彰子『BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす』( 15 年、太田出版)も参照のこと。
出典:「オトコのカラダはキモチいい」第3章 新宿二丁目で考える タチはどこへ消えた?脚注より

BL(ボーイズラブ)の多くは、実在のゲイの青年の恋愛をえがいているのではないのですね。だから「表象の横奪」という問題が発生する。

指摘されるまで、なんとなく勘違いしていました。実際のところ、どういうこと?となりませんか?知らない世界、興味深くないですか?

直接のつながりのあるツイートではないのですが、つながる話かな?と思ってツイートを読んでおりました。

男性が読んでも面白いと思います。ぜひ買いましょう!

あんまり書くと、確実にAdSenseがBANされる危険な書物だと思います。

女性が読んでも面白いと思います。

栗本薫先生についての個人的な思い出(ポエム) 

たぶんどこかの理容室で「JUNE」を手に取り「小説道場」を読んだことがある

わたしが本をおこづかいから購入しようとしたころには、もう「グイン・サーガ」(グイまでいれたら予測変換でグイン・サーガでてきました)は、だいぶ巻数がでていたので(こりゃおっかけるのはおこづかいが足りないわ)と外伝1冊だけ買ったものでした。

空に顔が浮かんでました。いろんな記憶がごっちゃになっています。

その後、高校生になりおこづかいがちょっとだけ増え、よし!と魔界水滸伝シリーズをそろえようと決めました。

本邦のアラフォーより上の年齢の方は、栗本先生の本でクトゥルー神話を知ったという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

なんとなく熊本の片田舎で、ただの本好きの少年として暮らしていた(そのころはインターネットなどというものはありませんでした)わたしですが、栗本先生がやおいと呼ばれる分野にものすごく傾倒しておられるのは、なんとなくあとがきから(栗本先生はあとがきがおもしろかったのです)察せられました。

「オトコのカラダはキモチいい」でも言及のある伝説的雑誌「JUNE」誌上にて「小説道場」を連載されていたことは、なにかのあとがきから知ったのだと思います。

わたし1冊だけ読んだことがあるんです。たぶんどこかの理容室で(美容室ではない)。あれ?これJUNEじゃない?だったら「小説道場」あるんじゃない?みたいな。

果たしてありました。

小説の書き方講座として、とてもタメになることが書いてあるっぽい!と興奮しながら読んだ記憶があります。

いろんな記憶がごっちゃになっています。

時間軸が錯綜しているような気もしますが、どこかで「JUNE」を手に取り「小説道場」を読んだ、のは間違いない記憶です。

 

わたしが選ぶ平成の30冊 ブログ界からはこの1冊

www.mm-nankanoffice2.com

最近だと、のんくら本が大ヒットしているようですね。また「できスタ」もコンテンツマーケティングを学ぶのに最適な本だと思います。

また、鈴木さんの本も、エントリーされるべき本だと思います。名著だと思う。

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その他にも名著はたくさんあると思うのですが、

ブログ界から平成の30冊を選ぶとなるとまずこの本になるのかな?と考えました。どなたかがTwitterで書かれていたのですが、この時点でこれを考えられていたのがスゴイ、と。たしかに!と思いました。奥様のコラムもとてもいいんですよね。こちらも未読の方はぜひ!

わたしが選ぶ平成の30冊。いかがでしたか?(いかがでしたか?が最近わたしのなかで流行しています)ぜひみなさまの、わたしが選ぶ平成の30冊をお教えください!