※ この記事は、著者の岸智志さま(株式会社スタジオライティングハイ代表)から献本いただいた書籍についての書評エントリーです。
副題には、「Webライターのはじめ方、教えます。」とあります。
著者は、Webライターとブロガーをわけていらっしゃいました。Webライターは、Webメディアに要請されて記事を書く人。ブロガーは、ブログを書く人であり、運営者でもある人。Webメディアのほうが分業制で、関わっている方が多いイメージです。
ただ、Webライターは記事を書くだけではなく、「企画提案力」も必要ですということも指摘されていました。
わたしはブロガーですが、なるほどと。
1つ枠をとっぱらって、企画立案から自らのブログ運営を見直してみようというブロガーさんにもオススメできる本です。
とりあえず読まれるブログにしていきたいのですが……
筆者の岸氏は、『「文章力」は、才能ではなく技術』と言い切っておられます。具体的な1例として、CHAPTER 4 文章を書く技術 P153 をご覧ください。魅力的なキャプションをつける秘訣です。
キャプションというのは、わたしのブログ記事でいうと、「緑色のマーカーにもご注目ください。」という部分です。
キャプションはかなり読まれるのですね。読まれましたか?
このように「文章を書く技術」として、単純な本文の書き方だけでなく、パッと目をひく部分についての指摘もあります。このあたりは、指摘をうけないと自分ではなかなか実感できないところですね。
また、この写真による引用部分のタイトル「魅力的なキャプションをつける秘訣」と本文の間に、3行の文章があります。実はちょっとしたコツがあります。で終わる文章ですね。
この部分は、リードといいます。これも本文を引き続き読者さんに読んでいただくために非常に大切な部分なのですね。実はちょっとしたコツがあります。という1文は、とてもウマイなと。自分もマネをしていこうと思います。
本文中にあらわれる緑色のマーカー
こちらは、本文中に直接の言及はありませんが、緑色のマーカーも、読者のザッピング的な読み方に対応するためのものなのかな?と考えました。
読者はパッとみて一瞬で自分に関係するかどうかを判断するのならば、なんか引っかかる単語を強調しておくのは大事なのかなと。
量はそこまで多くありません。1ページに1、2個です。たぶんそういうことじゃないのかなと。今回、黒太文字でマネをしてみました。どうでしょうか。
ブロガーにおすすめします
切り口に悩んでいる方、ブログ運営に悩んでいる方には、ヒントがつかめる本ではないかと思います。2020年から本気出す!と考えている方!わたしもです。一緒に頑張りましょう!
岸氏の著書
こちらは共著ですね。これも名著です。オススメします。