もともとこちらの記事を読んで、タイトルは知ってたけど、読んでみようかな~と思っていたところでした。
今年になって、思い立って『銃・病原菌・鉄』購入しました。
『銃・病原菌・鉄』購入したその理由
今、趣味でフリーゲームを制作しています。といってもまだ1作つくったのみですが。
ゲーム「RPG相続登記申請(あーるぴーじーそうぞくとうきしんせい)」リリースです。 (当ブログ過去記事へのリンク)
そして2作目をどうしよう?と考えておりました。そんな折、Twitterだったかな?最近この小説おもしろいよ~とオススメされていたので下記リンクの小説を読んでみました。
こちらはマンガバージョンです!
小説は、現在も連載中で、続きを待ちながらなのです。この小説世界をゲーム化できたら楽しいだろうな~と思いながら、ふと、司法書士が異世界転生したらおもしろいんじゃないか?と。
ただそうするといろいろ疑問も湧き出てきました。これへのヒントになるかもと思って、『銃・病原菌・鉄』を読んでみようと思ったのです。ほかにもこれを読むべし!という本がありましたら、お教え下さい!
異世界転生するさきは、どんな世界?
まず思いつく疑問は、コンピューターゲームの世界(ドラゴンクエストなどのRPGを想像してください。RPGは、ゲームのジャンルです。RPGには役割を演じるという意味がありますが、主人公になって世界を旅するゲームというぐらいの意味で使っています)では、貨幣の流通性が高いんですよね。ほかにも疑問を箇条書きで書いてみます。
- まず貨幣制度ある?
- 国王がいる?(これはRPGあるあるだと思う)
- たぶん登記制度はない
- 土地の所有権はどうなってる?(所有「権」という概念がある?)
- 法律はある?
- 貧富の差はある?
- 人口はどの程度?(この発想は本を読まないと出てこなかったと思います)
- どの程度、人間同士の争いがある?(同上)
『銃・病原菌・鉄』は、まだ全部は読んでおりませんで、まず手をつけたのは下巻第14章 平等な社会から集権的な社会へ です。小規模血縁集団、部族社会、首長社会、国家という分類の枠組みをひとまず選択して、議論がすすめられているのですが、議論に関しては、うーん、結論は正しいんだろうけどというそんな感じの感想を持ちました。まだイメージ湧かない!しかし、今も残る小規模血縁集団や、部族社会をヒントにするというのはいいかもね!と思いました。
『銃・病原菌・鉄』を読んでふと思ったこと
著者のいう結論は、かっこにいれて読まないといけないのかな?と思ったりしました。ただいったん受け入れて、個別の事例にあてはめるとすごくわかりやすいといいますか。
考古学的にも歴史的にも、小規模集団が大規模集団に併合された例はいく度となく記録されている。だが、小さな集団が、これといった脅威にさらされていない状態で、市民の幸福を希求して大きな集団に自発的に併合されていった例はない。 下巻p147より
こう考えるのが正しいのかどうかわかりませんが、江戸時代も国家になりかけの首長社会と捉えてもよいのかな?などと考えました。
ふと現職の国会議員さんが首長社会の首長の末裔ならば、日本国憲法よりも自分を上位に置く(自分には日本国憲法の縛りがきかないと思っている)のもわからんじゃないかな?とも思ったりしました。統治する側からすると憲法は邪魔な存在なのですが、邪魔とかいうよりも前に、感覚としてわからなかったりするだろうな~と。
ふと、そんなことを考えたりしました。ゲームにそこまで盛り込めて、ふとプレイヤーがそんなことを思うゲームがつくれたらスゴイ!と思うのですが。プレイヤーが国会をたちあげたりしたらおもしろいかな~と。もうそんなゲームありそうな気がするのですが……。とりあえずゲームシステムがよく分からん。まずは自分ができる範囲で、少しずつツクってみたいと思います。