熊本の司法書士・行政書士まつむら・まつなが事務所です 2

熊本の司法書士・行政書士まつむら・まつなが事務所です 1(https://mm-nankanoffice1.com/)も宜しくお願いします!

熊本でマルチ商法の被害が拡大しているようです。まずはクーリングオフを。

 

f:id:mm-nankanoffice:20150428190817j:plain

 

熊本でマルチ商法の被害が拡大しているようです。

【緊急!】消費者トラブル注意報 第43号(マルチ商法に関する相談が急増しています) / 熊本県

リンクは、熊本県のHPです。今日確認したところ、最終更新日は、平成27年4月20日でした。

 

今年度に入り、マルチ商法に関する相談が急増しています。

平成27年4月17日現在で11件(前年同月比+9件)の相談が入っており、昨年度(1年間で71件)を上回る勢いとなっています。なお、H27年3月も10件と、昨年度の中で最も多くなっています。

 

マルチ商法とは?

 

ネットワークビジネスなどという言い方もされるようですが、要するに、自分の知り合いを売り子として勧誘して、その売り子が物を売ったら、自分にバックマージンがあるというようなものです(契約の形態は様々なので、亜種もありますが、要するにこんなもんだ、という理解でよろしいかと思います)。

一応、マルチ商法=ネットワークビジネスということで。

そもそも違法じゃないのか?と問われると、全くの違法(犯罪行為として処罰されるまである)であるネズミ講とは違う、ということになります。

一応、マルチ商法≠ネズミ講です。

それを分ける違いは、物を売るかどうかということです。ネズミ講として処罰されることを防ぐため、なんかよく分からないものを売っていることにしている、ということはありうると思います。

 

ご相談窓口にて

 

マルチ商法は、被害者が被害者を生むという構造になっているため、逆に、支援者が、あるご相談者(被害者)と繋がり、そこからさらに支援者と別の被害者とが繋がる、ということはあるかと思います。是非、ご自身がご紹介なさった方にも、お声かけ頂き、ご相談窓口をご紹介いただきますよう、お願いいたします。

 

熊本のご相談先としては、リンクにもありますとおり、熊本県消費生活センター(096-383-0999)平日午前9時から午後5時があります。また、熊本県司法書士会(096-364-0800)毎週月曜日と木曜日の午後6時から午後8時まで、こちらは、面談によるご相談もお受けできます。

 

また、基本的には、弁護士も、司法書士も事務所にてご相談をお受けするという事は可能かと思われます。是非、ご相談ください。