懲戒請求した人の年齢で、今分かってるのは、1番若くて43歳。40代後半から50代が層が厚く、60代、70代もおられる。今までネトウヨ諸君と呼びかけていたけど、年齢的に上の人が多そうなので、失礼だったかな?
— ささきりょう (@ssk_ryo) 2018年5月18日
ざっくりとした流れ(間違いがあれば訂正します)
余命三年時事日記というサイト(見る必要はないと思います)に、けしからん弁護士を懲戒請求してやれ!という記事があったらしく、それに呼応した「国士」のみなさまが実際に弁護士の懲戒請求をしたらしいのです。
怒った弁護士(懲戒請求をくらった弁護士の先生は何人かいらっしゃって、ささきりょう先生もその1人です)が反撃の提訴!(とりあえず民事、不法行為にもとづく損害賠償請求。さらには刑事もみすえていらっしゃるようです)をするということを記者会見なさったようですね。
「懲戒請求者は90億人」の手紙も…大量請求受けた弁護士2人が提訴へ「非常に不当」(弁護士ドットコム) - Yahoo!ニュース
最近、テレビのニュースショーでも取り上げられたので、ご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、懲戒理由は下記のとおりだったようです。
懲戒理由は「違法である朝鮮学校補助金支給要求声明に賛同し、その活動を推進する行為は、日弁連のみならず当会でも積極的に行われている二重、三重の確信的犯罪行為である」(原文ママ)
わたしの意見
- バカだなあ
- 1対1000でも、素人が弁護士に勝てるわけないやんね
- 逆に、弁護士だったからこそこの対応が可能だったわけですが、たとえば学者の先生が(懲戒請求というのはないかもですが)大量の悪意をぶつけられたら?(そのような状況は実際にあり、先生方は信念をもって対抗なさっていると思っています)
- そもそもの弁護士に対する今回の懲戒請求の懲戒理由として書いてあることは、要するに、ヘイトです。ヘイトのちゃんとした定義は知らないのですがここでは、ある国、ある民族に属する個人や集団に対する、攻撃的な脅迫的な侮蔑的な考えにもとづく行動、ぐらいにしておいてください。
- ヘイトはダメ!というか恥をしれ
- ヘイトは許されない→今回の懲戒請求には理由がない→弁護士の業務を妨害したといえる→損害賠償請求という流れ
ヘイトはなんでダメなんだっけ?わたしたちはどこまで一緒なのか?
この記事書きながらふと思いました。
意見を書くと、疑問点がうかびあがってきますね。
ヘイトはなぜダメなのか?
ここでヘイトについて自分の定義をもとにして悪いのですが、そもそも他人にたいして侮蔑的な考えをもつのってどうなんですか?(憲法学的には、思うだけなら自由です。けどわたしは好きじゃない。誇り高くありたい)
ただ、わたしもあなたにたいしてバカといいました。矛盾ですか?
けど言い訳をしますと、そこまで侮蔑的な意味をいれてはいないのです。というのが、今回の1番最初の引用ツイートです。あなたはわたしと同年代かもしくはあなたのほうが歳上なのです。
だからというわけではないのですが、なんとなくわたしたちは相当程度まで一緒なのではないか?ということもふと思いました。
以下、箇条書きで書いていきますね。
- わたしも日本が好きです
- さきの戦争のなか、一生懸命に生きた、おじいちゃんおばあちゃん世代にたいする敬慕の念はもちろんあります
- そのおじいちゃんおばあちゃん世代に対する尊敬の念を他国のおじいちゃんおばあちゃんにも広げられませんか?
- わたしが日本が好きというときの日本は、風土やふるさとやおじいちゃんおばあちゃんや家族や友人やみたいなそんな感じです
- もう1つの日本を「システムとしての日本」といういいかたをここではします
- 国家とか、憲法、自衛隊、自民党その他の政党、安倍政権、官僚とか教育制度とかそんなの
- このシステムとしての日本が、軍隊をもつべきか?憲法にそれをうたうべきか?についてちゃんとした知識はもっていません。ここは教えてください。勉強します。
- 北朝鮮はよくわからんけど、韓国。韓国もシステムとしての韓国と、そこに生きる韓国人とをわける必要があるんじゃ?
- たとえば韓国の教育システムに問題がある(かどうかしらんけど)として、だからって韓国人にたいしてヘイトぶちかましていい理由にはならんのじゃ?
- あなたがみているネットの記事は、それは事実なの?意見なの?
- ふと書きながら思ったのですが、安倍政権は「システムとしての日本」にいるはずなのに、「こっちがわの日本」にいるような立ち振舞いをしますよね
- 美しい国とか、道徳教育とか、家族制度の見直しとか、わざと混乱させようとしてませんか?
- バカみたいな閣議決定しやがってますよね?そのシステムの使い方間違っていると思うな~
政府:「セクハラ罪」存在せず 答弁書を閣議決定 - 毎日新聞
- 自民党は好きでも嫌いでもない。ただこれまでの功績に敬意を表するのにやぶさかではない(安倍政権はきらい。というかやっとることが無茶苦茶やないですか。だからきらいです)
- ほかの政党も好きでも嫌いでもない
- 共産党のここ最近の行動には好意をもっている(うえから目線ですみません)
- 実はそこまで政治に興味がない
- ただ今の政治状況は懸念せざるをえない。日本を好きだからこそ。
1つ1つの違いはあっても、やっぱりわたしたち似ているのではないでしょうか?どうでしょうか?
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なんとなく。