令和2年は12月1日から。今年採れた荒尾産オリーブオイルの販売が開始されます!
こちらは令和元年(2019年)12月23日のテレビ番組で紹介されていましたオリーブ村のギフトです。
下記の記事は、平成28年に荒尾オリーブ村を訪問しました~という記事です。
オリーブの木です。真ん中が凹んでいること、お分かりになりますでしょうか?
これは、イタリアからその専門の方をお呼びして、真ん中の幹を切ってもらったのだそうです。
普通にそのままにすると、まっすぐのびるのだそうです。そりゃそうか。
ワイングラス型の木の形にすることにより、真ん中に陽があたり、風通しがよくなるそうです。
10月、11月に(一応、お電話して確認して下さい)、熊本県荒尾市の九州荒尾オリーブ村で、エキストラヴァージンオイルをゲットしよう!
こちらは、熊本県荒尾市の一般社団法人「九州荒尾オリーブ村」におじゃましております。
平成27年10月に、一般社団法人「九州荒尾オリーブ村」として立ち上がったとのことですが、その母体は平成22年に栽培者で組織された「荒尾市オリーブ研究会」なのだそうです。
農家の高齢化、後継者難、離農等により、耕作放棄地は、増加傾向にあることは、どこの地域でも同じ問題をかかえていると思います。
栽培管理が簡単で、高齢者にも負担が少なく、加工等による付加価値性が高い特産物を・・・ということでオリーブに目をつけられたのだそうです。
今回、九州荒尾オリーブ村におじゃましまして、事務局の平島氏にお話を伺っております。ブログに書いていいですか?とお尋ねしたところ「どうぞどうぞ!」ということでした。ありがとうございます。
視察の受け入れなどもなさっていらっしゃるそうで、本当に丁寧にいろいろなことを教えていただきました。
この記事中に、間違いがあるときは、筆者まつむらの責任です。ご指摘あれば、訂正いたします。ご了承ください。
現在、販売なさっているもの
オリーブオイル(ブレンドもの)は、わたしがおじゃました時期は、売り切れていました。10月、11月に収穫なのだそうです。
今年(平成28年)は、例年より、少し生育状況が悪いとのことでした。
生産者のなかでも、よく実がついているかたと、今年は悪いかたがいる。
その違いがまだ分かっていない、いろいろ試行錯誤しながらなんです、とおっしゃっていました。
そのオリーブオイルも、うちでは、機械しぼりなんです、だからロスがあります、とのことでした。
どういうことですか?とお聞きすると、
薬品をつかい、ほぼすべてのオイルをとかしだしたあと、あとからその薬品を「とばす」という、効率のよい方法もあるそうなのですが、
うちはその方法はしない!とおっしゃっていました。
私は、もともとまったく知識がないので、お聞きすることがすごく面白かったのですが、オリーブにも、オイルに適したものと、新漬(とおっしゃっていました)に適したものとがあるんですね。その両方をつくっているんですよ、と。
オリーブのちょっと聞いた話
オリーブの木の種類、たくさんあるんですね!
こちらで、主につくられている品種は、イタリア原産種の12品種なのだそうで、その時点で、そんなにあるんですか!という感じだったのですが、もっとたくさんあるのだそうです。
原産国も、イタリアだけではなく、スペイン、ギリシャ、チリ、チュニジア、オーストラリア、アメリカなどもあるそうです(他にもあるかもです)。
そして、これもまた知らなかったのですが、オリーブは、風で受粉する植物であり、しかも同じ品種では、受粉しにくい性質をもっているのだそうです(これは果樹全般に一般的にいえることなのかな?)
オリーブの種類のなかに、花粉が多い品種があるのだそうです。
こちらで取り扱いのある品種でいうと、ペンドリーノや、マウリーノという品種が、いわゆる受粉樹というものらしいです。
現在販売なさっているものの続き
上記リンクにあります、オリーブ石けん(これは、製造販売元は、山鹿の株式会社 地の塩社さんだそうです。エキストラヴァージンオイル、オリーブ由来原料スクワラン、オリーブ葉粉末(保湿成分)を練り込んだ植物油脂原料の石けんなのだそうです)の他に、オリーブ茶を販売なさっています。
こちらは、シルクをオリーブの葉で、染めたものだそうです。 オリーブは、すべてを活かせるんですよ、とおっしゃっていました。
苗木の販売もなさっています。
今は、オリーブを庭の生け垣になさる方も多いんですよ、とのことでした。
今日は、購入しなかったのですが、こちらでいろいろ教えてもらいながら、栽培するのも面白いかなと思いました。
また来ます!
今回は、大変おじゃまいたしました。とりあえずまた、オリーブオイルを買いにこよう!と思っております。大変お世話になりました。
わたしは、オリーブ村にて購入しました!
これは良い本です、とおっしゃっていましたよ。